前回、あなたがお金を使わされているうちは、決してお金はやって来ないというお話をしたことを覚えていますか？
今回はその話をもっと実用的に考えていきましょう。

それでは、まずあなたが欲しいものや知りたいものなど、お金を使いたくなることはなんでしょう？
趣味やスポーツやファッションなど、いろいろとあるでしょう。そのお金を使いたいと思うことで、お金を使うばかりではなく、お金を使わせる側にまわることはできないかと思いをめぐらせるのもよいでしょう。
例えば、あなたが何か趣味を持っていて、その趣味に関してはある程度のお金を使うことをいとわないのであれば、その趣味を利用してお金を使わせる側にまわることを考えてみてください。

あるとき知人と話していて、こんな話が出ました。
その知人は「最近運動不足なので、健康のためにスポーツをはじめることにした」といったのです。彼は、健康維持のために月謝を払って、とあるスポーツジムに通うというのです。
私は即座に「僕だったら、健康維持が目的だったらヨガや気功に行くよ」と彼にいいました。
あくまでも健康が目的であればの話ですが、スポーツジムに数年通っても汗をかいて健康になれます。しかし、同じ時間と同じお金を費やすのであれば、私なら汗をかいて健康になるだけでなく、何かが身につくものを選びます。ヨガや気功であれば、数年通えば健康になるだけでなくヨガや気功が習得でき、インストラクター資格を取ることも可能です。そうすれば、教わる側から教える側へ、つまりお金を使う側から使わせる側にまわることだって可能になるのです。
人間に与えられた時間が平等です。
1日は誰にとっても24時間です。特別な人だけが長いわけではありません。時間やお金を有効に使うことが成功のカギでもあるのです。
今、あなたがお金や時間を費やしていることは何ですか？もう一度見直してみてください。

次回は…「正しい社長の法則（1）」です！お楽しみに