手相鑑定
第2火星丘から発する障害線が太陽線を横切っている
第2火星丘から出発した短い横線(障害線・イロ)が太陽線を横切っています。はじめにお断りしておきますが、手相術では障害線というのは、生命線の内側(金星丘・第1火星丘)から出発するものをそう呼ぶという説があります。でも、金星丘以外から出発する短い線であっても、生命線や頭脳線、運命線、太陽線などの主要な掌線(しょうせん)を横切っていると、実は同じように失敗や災難などを与える作用があるのです。それを考えると、「障害線」と呼んでもよいでしょう。
ところで、障害線(イロ)が完全に太陽線を横切っていなくても、太陽線の手前で終わらずに太陽線に接していれば、このタイプです。
図のような太陽線を持つ人は、兄弟姉妹が金銭的な問題を起こし、そのために悩んだり迷惑をこうむったり、自分も金銭を損失したりする恐れがあります。さもなければ、他人から敵意を持たれて、何らかの妨害をされ、物事が失敗する場合もあります。でも、必要以上に心配しないでくださいね。手相に現れる悪いしるしは天からの親切な警告です。そうした問題が起こったときに、パニックにならずに冷静に対処する心の準備をしておきましょう。そうすることで、被害を最小限にとどめることができますよ。