運命線の一歩手前で終わっている影響線

月丘側から運命線に向かって伸びた影響線が運命線には結びつかず、その一歩手前で終わっています。影響線の長さや現れている位置は人それぞれですし、運命線の長さや様相も人によって違いますから、あまり気にしないでくださいね。このような影響線があるかどうかだけを探してみましょう。いつものように後天的な運勢を表す右手を中心に観てください。でも、右手に影響線がなかったら、先天的な運勢を表す左手も観察しましょう。実は、影響線は左右両手に出ている場合と、どちらか片方に出ている場合があり、それによって、ちょっと意味が異なるからなのです。その違いは「影響線の概要2」でお話ししていますので、確認してみてください。

　図のような影響線は、愛情面のみを表すと考えて良いでしょう。つまり仕事を意味しているということはまずない影響線です。恋愛に何らかの事情や反対、妨害などが入りやすく、結婚には至らずに別れる可能性が高いのです。そうした悲しみが起こる年齢は、「運命線の流年法」にあてはめて推測することができます。ちなみに図の場合は、24、5歳頃と判断できます。

　ただ、このような影響線が出ていても「自分は恋愛や結婚運が悪い」と決めつけて、悲観しないでいいのですよ。こういう人はほとんどの場合、そうした辛い恋愛を一度体験すれば、その後、恋愛運が上昇。恋愛から結婚へとスムーズに進展するケースが多いのです。