手相鑑定
生命線から次第に遠ざかる印象線
印象線ABが末端に行くに従って、生命線から遠ざかり、末端が親指に向かってカーブしています。印象線の長さは人によって多少違いますが、図のように長めなのが特徴ですよ。いつものように後天的な運勢を表す右手を中心に観察しましょう。
図のような印象線は、愛情関係が長続きしないことを意味しています。どんなに愛し合っても一時的なもので、たいていは別れてしまいます。この印象線が恋愛、結婚のどちらを意味しているのかは、結婚線なども判断材料にしながらでななければ、推測はできません。でも、どちらにしても愛が長続きしにくいのです。ただし、なかには愛が冷めたまま、結婚生活は続いているというケースもありますよ。
また、いつ頃、愛が冷めるのかは、印象線だけで推測するのは難しいですね。でも、愛の始まりは印象線のスタートの位置で、ある程度推測できます。生命線の流年法(第121回講座)に当てはめて判断できるのです。つまり、印象線の始点のすぐ隣にある生命線の年齢が、恋が始まる年齢(印象線の年齢)と一致するというわけです。ちなみに図の場合は、27、8歳ぐらいに、愛が始まると考えられます。