手相鑑定
頭脳線の手前でストップしている運命線
運命線が頭脳線の手前でストップしていて、その先がありません。運命線がどこから出発しているかについては今はこだわらないでください。運命線の終点だけに注目しましょう。
図のような運命線を持つ人は、運が早く開くタイプ。若いうちはなかなか良い運気で、物事が思い通りになるし、けっこう楽しい日々を過ごします。でも、年齢とともに運の強さを失い、物事が思い通りにいかなくなります。運勢が先細りになる恐れがあるのですよね。
ところで、この運命線の場合は「運命線の流年法」にあてはめて運勢を推測することができます。運命線が現れている期間が運勢の最盛期ですから、それが何歳から何歳ぐらいまでか判断すればいいんですね。図の場合は、だいたい20歳ぐらいから31、2歳ぐらいまでが最も良い運気で、その後は下降運に向かうと考えられます。
ただ、そんな若いときだけ運が強くても悲しいですよね。でも、あまり悲観的に考えなくても大丈夫。実は、このような運命線を持つ人は、自分の将来についてあまりよく考えず、努力しない人が多いのです。イソップ物語の「アリとキリギリス」で言えば、キリギリス的な生き方で、「今が楽しければいい」とか「楽して暮らしたい」という気持ちが先行して、毎日を刹那的に過ごしてしまうのよね。でも、それが間違いであることに気づいて、しっかりと将来を見据えて努力を積み重ねれば、いつの間にか運命線が伸びてきて、先々も安定した良い人生を送ることができますよ。