手相鑑定
中指まで入り込んでいる運命線
これはとてもめずらしい運命線です。
図を見てください。運命線がぐーっと長く伸びて、中指にまで入り込んでいるでしょう?中指のどのあたりまで運命線が伸びているかは人によって違いますから、あまりこだわらずに、とにかく中指まで入り込んでいればこのタイプの運命線だと考えてくださいね。また、運命線がどこから出発しているかも今は気にしないこと。運命線の終点だけに注目しましょう。
図の運命線、実は豊臣秀吉がこのタイプだったと伝えられています。そのため、この運命線は「天下をとる」と言われているんですね。でも、必ず天下をとるのだと決めつけてしまうのは問題です。秀吉の場合は、他にもいろいろ強運を示す線が出ていたはずだと思いますよ。図のような運命線は、手相術では一般に、強すぎて良くないと言われているのです。性格的には、自分が思うことは周りの人がそのためにどうなろうと、状況がどうであろうと強引にやり通そうするタイプなのよね。自分の力量以上の野望を持つことが多いために、事業などつい勇み足をして失敗したりします。
また、女性の場合、「後家相」だとも言われています。夫と早くに死別して、女手ひとつで子供を育てていくといった運命になりやすいのです。でも、万が一、あなたにこの運命線があったとしても、そんなに恐れることはありませんよ。家庭を持っても堅実に仕事を続け、いつどんなことがあってもビクともしない経済力を身につけていれば、大丈夫です。なお、この運命線はたいへんに長いタイプですが、長生きを意味するものではありません。この運命線だけではその人の寿命は推測できないのです。