手相鑑定
生命線から始まる運命線
運命線が生命線の所からスタートし、中指の近くまで伸びています。この線は「生命線から上昇する支線」、別名「努力線」とよく似ています。しかし、似て非なる部分は、まず長さです。
努力線の場合は、長くても1センチ5ミリくらいまでで、中指近くまで伸びているということはありません。それに、実際の手のひらで見ると、「努力線」と「運命線」とでは太さも少し違います。運命線のほうがやや太く、しっかりとした力強い感じですよ。
なお、運命線が生命線のどの部分からスタートしているかは、人によって違います。でも、どこからスタートしていても表す意味は同じで、生命線の流年法を気にする必要はありません。
図のような運命線を持つ人は、人に頼らず、独力で自分の運勢を切り開いていくタイプです。芯が強い一匹狼型とも言えますね。とにかく、ちょっとやそっとのことではくじけない強さを生まれながらに持ち合わせているのです。男性なら、ちょっと孤立する傾向はありますが、男らしく頼もしい人ですよ。
女性の場合は、結婚をしても仕事をし続けるか、専業主婦になったとしてもやがて外に出て、エネルギッシュに働くようになります。これは本人が働くのが好きだということもあるのですが、精神的にも経済的にも夫に頼れない運命であるとも言えるのですよね。
また、この運命線の持ち主は、男女とも生まれ育った家庭が経済的に苦しく、子供の頃に苦労した経験のある人が多いのです。でも、そうした幼少年期の苦労は決して無駄にならず、むしろ苦労をバネに努力し、大きなチャンスをつかむ確率も高いですよ。