下向きの支線がある二股の感情線

　図を見てください。感情線ABから下向きの支線CDが現れて、末端が二股になっています。ABの長さやカーブのぐあいは人によって違いますから、あまりこだわらないでくださいね。図よりも長い場合も短い場合もありますよ。CDの長さも人によって多少違いがあります。また、木にたとえればABが幹で、CDが枝ですから、CDのほうが少し細い線です。例によって、後天的な運勢を表す右手を中心に観察しましょう。

　図の感情線は、一度は辛い失恋をしなければならないことを意味しています。その失恋の一因はABの長さによっても、あるていど推察できます。ABが木星丘（人さし指の下のふくらみ）まで伸びる長い感情線なら、嫉妬深さが失恋の原因になる可能性があるのです。また、ABが中指の下か、それよりも短い感情線なら、その人のワガママさや、ちょっと冷たい面が失恋を招く可能性があります。ただ、これはあくまで一因であって、それが失恋の全ての原因ではありませんよ。確かに言えることは、この感情線を持つ人は、過去に失恋を体験しているか、あるいは将来に体験するか、どちらかということなのですよね。恋人選びは慎重に。相手の人間性をしっかり見極めてお付き合いすることも大切ですね。