ガーネットは14種類もある鉱物グループの名前なので、現実にはさまざまな色の宝石が含まれる。ですが、ガーネットの色といえば、一般的には赤がイメージされます。日本語で柘榴石というのも、赤い宝石のガーネットが赤い色をした柘榴の種子に似ているからです。英語のガーネット（garnet）もラテン語のgranatus（「多くの種子を持つ」の意）に由来し、やはり柘榴の種子をさしています。ガーネットのなかでも最も貴重だとされるアルマンディン・ガーネットも深い赤色をしています。

身につけると願いを叶えてくれる石とされており、また、怒りや不和の感情を和らげてくれるとも言われています。

次回は…「クリソプレーズ（緑玉髄）」です！お楽しみに