下向きの支線が何本も現れている感情線

　図を見てください。感情線から細い下向きの支線が何本も現れているのがわかるでしょう？　支線はとても細いので、よく観て確認してくださいね。この下向きの支線は上向きの支線とは違って、女性の感情線にもよく現れているものです。もちろん、男性の感情線にも見られる支線です。なお、感情線の長さやカーブの具合は、この際、こだわらなくていいですよ。いつものように、後天的な運勢を表す右手を中心に観察してくださいね。

　このような下向きの支線は「手相術」では、あまり良い意味を持たないのです。上向きの支線とは正反対と言えますね。感情線から下向きの支線が何本も出ていると、恋愛が長続きしない傾向があります。感情線が人さし指の下あたりまで伸びる長い線の場合は、心の底から愛した人と、何らかの事情で別れなければならなくなるでしょう。そうした悲しいことが2回、3回とある場合も多いのです。また、中指の下あたりでストップする短い感情線の場合は、恋に対して熱しやすく冷めやすいところがあって、それが原因で別れることになります。この場合は、不運な恋の遍歴をもっと繰り返す恐れがあるのですよね。でも、現れている支線の数だけ、不運な恋愛を重ねるわけではありませんよ。

　いずれにしても図の感情線を持つ人は、まず、誠実な相手を選ぶこと。そして、自分自身も忍耐強く愛するように心がけることが大切ですね。そうすれば、素晴らしい愛に恵まれ、下向きの支線もいつの間にか消えてしまうでしょう。