誰でも自分の店を気軽に開業できる方法として、フランチャイズ加入方式があります。コンビニエンスストア、飲食店のチェーン店として名を連ねることができ、一定の研修期間を過ぎれば店主となれるため、開業を希望する人に人気の方式です。
フランチャイズ加入には大きなメリットがあります。本社のネームバリューがありますかｒ、お客さんを集めるのも比較的、簡単です。サービスマニュアルがありますし、初心者でも会社の本部が経営のノウハウを教えてくれますから、それを守っていけば無難に経営していくこともできるでしょう。また、食材や商品などの仕入れ先を探す必要もありませんから、お店をやっていｋための人脈作りや修行期間を短縮することもできます。
このようにフランチャイズには多くのメリットがありますが、デメリットも当然あります。
やはり、加盟しているチェーン本部に払うロイヤリティが第一の理由になるでしょう。ロイヤリティが売上の10％なら、１００万円を稼いだ月は１０万円、１０万円しか稼げなかった月も１万円は必ず支払わなければなりません。食材などの仕入れも、本部指定のものを入れる契約になるため、よりやすくよいものが卸せる仕入れ先を見つけて経費を削減するという工夫もできません。
また、チェーン店として参加するため定休日や営業時間も本部の指示通りに定める必要があります。病気になったり、急な用事が出来ても簡単には休めなかったりと、どんなに小さな店でも、家族だけでは続けていくことが難しいのです。当然、アルバイトを雇うことになりますが、この人件費もバカにはできません。あまり収益のない小さな店ならダイレクトに収益に響きます。
お店を持ちたい、と考えるときは、じっくりと自分のライフスタイルやどういう商売をしたいのかということを考えてみましょう。

次回は…「企業の取りこぼしがビジネスチャンスになる」です！お楽しみに