『お金持ちにはケチが多い』という話をよく聞きます。
ケチでお金を使わないから、どんどんお金が溜まっていくのだということです。
これはある意味では本当でしょう。お金持ちは、ムダなお金を使いません。その場のノリで高価な買い物をすることもないのです。その代わり、どうすればお金が手に入るのかということをいつも考えています。それがケチに見えるのかもしれません。
たとえば高価なバッグが欲しかったとします。でも、よく考えてみれば、とくに必要がないものなので、お金のある人もない人も、一度はガマンすると考えてみましょう。
お金のない人はこう考えます。
『バッグが50万円もする。それだけのお金があったら、洋服が10枚以上は買えてしまう。やはりあきらめよう』
お金持ちの考え方はこうです。
『バッグが50万円もする。この50万円分のお金はどう作ったらいいのだろう。来月の仕事を少し増やそう』
となるのです。お金に好かれる人は、けっしてお金を使うことを前提にしません。バッグの代わりに服を買うという選択ではなく、バッグのために余分なお金を作ること考えるのです。
また、お金持ちは普段はケチでも、交際費や食事など必要な部分にはお金を惜しみません。お金がない人は肝心な部分を惜しんで、どうでもいいものに対してムダづかいをしてしまいます。
ケチであることは悪いことではありませんが、まずお金持ちのケチをマネしてみましょう。

次回は…「何を買うかより、何で稼ぐかを考える」です！お楽しみに