テイスティングというのは、ワインの色・香り・味をチェックすることをいいます。
レストランで、ソムリエはワインを開栓すると、グラスにワインを1/4程度注ぎ、客（ホスト役）にテイスティングをするよう依頼します。

　テイスティングでは、まずグラスを静かに目の高さまで上げて、色を鑑賞します。次にグラスを水平に回してワインを動かし香りを楽しみます。そして少量を口に含んで、舌の上で転がし、味と香りを確かめのどを通します。

それからソムリエにOKの返事をします。これでソムリエは、テーブルの皆にワインを注いでいくのです。

なお、テイスティングは、ワインに異常がないかのチェックであって、味が気に入ったかどうかをみるのではないということを知っておきましょう。それと時々グラスにコルク片が入ってしまうことがありますが、それにクレームをつけないのもマナーです。

次回は…「お箸の作法」です！お楽しみに