レストランのウェイターや店員など、自分より立場が下の人に対して横柄でえらそうな態度を取る人がいます。些細なミスを怒鳴りつけている姿を見るたびに、私は背筋が凍る思いをします。そんなことをして、よくこわくないなあと。
風水では、金運は人の縁によって運ばれてくると考えます。お金も物も、仕事も自分ひとりの力では手に入りません。必ず、他の人が持って来てくれるのです。理不尽に怒鳴ったり、横柄に扱った相手とは、普通はそこで縁が切れてしましますよね。そんな人の力になろうとは思いませんから。
ウェイターだから、店員だから、部下だから関係ないと思ったら大間違いです。その人が誰とつながりを持っているかはわからないものだからです。
ひょっとしてウェイターをしている青年の友人に、あなたがやりたい仕事のコネクションを持つ人がいるかもしれないのです。また、レストランやデパートで威張り散らしている姿は、誰が見ているかわかりません。たまたま通りかかった取引先の社長が見て、悪い印象を持つ可能性もあります。
そんなドラマみたいなこと起こるわけないよ、といっているうちは金運は上がりません。現にお金持ちは、物腰の柔らかい人が多いのです。ビジネスや人を見る目に対しては厳しいのですが、目下にやたらと威張る人はいません。そもそも威厳があることと横柄にふるまうことは、まったく違います。きっと、人の縁を大切にすることが金運を上げるコツだということを知っているから、お金持ちになれるのでしょう。もちろん私も、どんなに年下の相手にも、ていねいに接するように心掛けていますよ。

次回は…「占いにのめり込みすぎると失敗する」です！お楽しみに