切れ切れになっている水星線

　水星丘（点線で囲んである部分）に現れた水星線（短い縦の線・財運線とも呼ぶ）が切れ切れになっています。水星線の長さは水星丘の範囲内にしかない短いものもあれば、図よりもっと長く、感情線より下から始まる水星線もあります。つまり、水星線が長くても短くても、切れ切れになっていればこのタイプですよ。

　図のような切れ切れの水星線を持つ人は、仕事で挫折しやすいのですね。途中で収入がプツッと途切れてしまうようなことがあります。切れ目が多いほど、何度もそうした困難に遭遇する恐れがあるのです。でも、水星線が濃くはっきりしていれば、大変な目に遭っても、その逆境をバネにして立ち上がり再びちゃんとした収入を得るようになりますよ。

　ただ、水星線が薄く、いかにも弱々しい感じで、しかも切れ切れになっている場合は、ちょっと困るのです。仕事で挫折すると気が滅入って、なかなか立ち直れず、生活費もままならない状況が続く傾向があるのですよね。また、なかには仕事で挫折すると言うより、もともと働く意欲に欠けるタイプで、定職を持たず、収入が安定しないといった人もいます。

　でも、運勢は天から与えられるばかりでなく、自分で創るものでもあるのです。しっかり自覚して、仕事にきちんと取り組むようになれば、水星線がいつの間にか濃くなり、切れている部分がつながり始めて、金運が安定するようにもなりますよ。